愛猫を感染症から守るワクチン。必要な理由とは

病気と予防

人間もウイルスから身を守るために接種するワクチン。

だけど猫ちゃんには本当に必要なのかな?

外に出さないから大丈夫なのでは?

副作用とか怖いし‥

この記事では猫ちゃんにとって何故ワクチン接種が必要なのか、どんな病気を

予防することができるのか、調べてみました。

こねこ,子猫,仔猫,猫,cat,ネコ,ねこ
スポンサーリンク

○種混合ワクチンとは

混合ワクチンとはその名の通り、何種類かの病気に対するワクチンが混ざったもので

予防できる病気の数によって『○種混合ワクチン』と呼ばれるんですね。

そして猫ちゃんのワクチンにはすべての猫ちゃんに接種した方が良い「コアワクチン」と

感染のリスクに応じて接種する「ノンコアワクチン」の2種類があります。

我が家は「完全に室内飼い」という猫ちゃんであれば「3種混合ワクチン」が主流。

◆ このワクチンで予防できる感染症

  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう)

これらは世界中で感染が認められていて最悪の場合、命に関わる恐れのある

危険な感染症なので全てが「コアワクチン」に分類されています。

◆ 「ノンコアワクチン」で予防できる感染症

  • 猫クラミジア感染症
  • 猫白血病ウイルス感染症

梅子はお外に出ないから、お注射打たなくてもいいと思うにゃ!

梅子ちゃん、それがね完全に室内で暮らしていても、ウイルスは入ってくるのよ〜
怖いわよ〜

感染ルート

◆ 母子感染

母猫がウイルスに感染していた場合は母乳から感染することがあるそうです。

子猫は生まれて初めて飲む「初乳」からさまざまな免疫力をもらいます。

なので母猫が何らかのウイルスを持っている場合は注意が必要なんですね。

◆ 空気感染

ウイルスを含んだ唾液、排泄物が乾燥して、風に乗って室内に入り込むことがあります。

ご近所に野良猫ちゃんが多い場合は庭先やベランダなどにウイルスを持った

猫ちゃんがいるかもしれませんので、感染リスクは高くなってしまいます。

◆ 飼い主さんからの感染

飼い主さんが外出中に排泄物を踏んでしまったり

野良猫ちゃんをナデナデした手で愛猫ちゃんもナデナデしてしまったり。

知らぬ間にお家の中に感染源を持ち込んでしまう可能性は

たくさんあるんですね。

予防できる病気

◆ 猫ウイルス性鼻気管炎(猫風邪、猫ヘルペスウイルス感染症)

人間の一般的な風邪と同じでウイルスが上部気道に感染して猫から猫へ伝染し感染力は強く、

症状は食欲不振、微熱、鼻水、くしゃみ、めやに、咳など。進行すると肺炎になる恐れも。

特に子猫がかかりやすい病気ですが、免疫のないすべての猫にとって危険な病気です。

回復後も生涯ウイルスを持ち続けることになると言われています。

◆ 猫汎白血球減少症 (猫パルボウイルス、猫ジステンパー、猫伝染性腸炎)とも表記される。

非常に死亡率の高い病気です。このウイルスに感染すると早くて2日ほどで発熱、食欲不振 

その後、嘔吐や下痢、数日間で命を落とす事も珍しくないそうです。

特に子猫は75%〜90%の致死率とかなり高いです。

感染した時の年齢によって症状の出方はかなり異なり、生まれたばかりで感染すると

ほぼ100%が持続感染、常にウイルスが体のどこかで増えている状態になります。

離乳期を過ぎて感染した場合は約50%

1歳以上の場合は約10%が持続感染となるそうです。

◆ 猫カリシウイルス感染症(猫風邪、猫インフルエンザ)

症状は食欲不振や元気がない、涙の量が増え結膜炎に。

口内炎や舌の潰瘍など口の中に症状がみられることが多く

一度感染した子は回復しても長期間ウイルスを排出し続けると言われています。

そしてそのウイルスは自然環境でも長く感染力を持ち続けるそうです。

腸で感染すると特に症状が出ないことも。

◆ 猫クラミジア感染症

猫クラミジアという細菌の一種によって引き起こされ

症状はくしゃみ、鼻水、咳、結膜炎など重症化すると肺炎から呼吸困難で命を落としてしまう

場合も。

◆ 猫白血病ウイルス感染症(FeLV)

白血病やリンパ腫などの血液の癌を起こしたり、貧血、流産などを起こします。

病気に対する免疫力が弱まってしまい、様々な病気も併発しやすくなってしまいます。

感染してから発病までの期間が長いのが特徴。

◆ 猫免疫不全ウイルス感染症

主に屋外での猫ちゃん同士の喧嘩による咬傷によって伝染するのですが

多くの猫ちゃんは高齢期まで発病しなかったり無症状のまま寿命を全うするそうです。

症状は感染後すぐは発熱や下痢をしたりとあまり特徴的ではない症状が出るそうです。

その後、無症候期という感染していても症状を示さない期間があり

そのまま生涯を過ごす子と、免疫不全となり命を落としてしまう子も。

3種4種5種単体
猫汎白血球減少症
猫カリシウイルス感染症
猫ウイルス性鼻気管炎
猫白血病ウイルス感染症
猫クラミジア感染症
猫免疫不全ウイルス感染症

ワクチン接種は感染予防に効果的ですが、副作用のリスクもあります。

◆ アレルギー反応

蕁麻疹、顔が浮腫む、発熱、嘔吐、下痢など

◆ アナフィラキシー反応

ワクチン接種の副作用で1番恐ろしいのは「アナフィラキシーショック」と呼ばれる

過激なアレルギー反応です。

ワクチン接種後、10分〜15分ぐらいで呼吸困難、血圧低下、嘔吐、痙攣、体温低下など。

早急に治療が必要でショック死してしまう可能性も。

一度でもアナフィラキシーを起こした猫ちゃんは次から同じメーカーのワクチンは

接種できないそうなので、飼い主さんがワクチン名を覚えておく必要がありますね。

◆ ワクチン反応性肉腫

ワクチン接種部位が固くなり、しこりになる場合が。

ほとんどは自然と消失するそうですが、まれに大きくなってしまうことが

あるそうなので、接種後、腫れたりしていないか要チェックですね。

あの毎年打たれる痛い注射の後
すぐ帰らないのは副作用が出たら怖いからだにゃ!

そうなのよ‥ゾロ兄ちゃんが昔、ワクチン接種後、お家に帰ってから熱が軽く出て息が荒くなったりしてアタフタしたことがあったから、しばらく病院で待機して、獣医師さんにもう一度顔を見に来てもらうようにしてるのよ〜

ペット保険やペットホテルを利用する際などにワクチン接種証明書が必要な場合があります。

もちろんペット保険の内容は確認しないといけませんが

だいたいはワクチンで予防できる病気にワクチンを接種せずに罹患しても

それは補償の対象外となってしまうことが多いようですね。

ワクチンを受けても病気の感染を100%予防できる訳ではありませんが

受けておいた方が発症を抑えられたり、もしも発症しても軽症で済むというメリットがあります。

そして他の猫ちゃんに病気をうつすリスクを回避するためにも

ワクチン接種は必要なんだなと私は感じました。

ですが副作用が怖いのも事実。

少しでも悩みや不安があるのなら、かかりつけの獣医師さんに相談するのも大切な事だと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました